FIA-F4もてぎ大会公式予選レポート

荒川麟が自身初となるダブルポール獲得!
木村&野中が2番手、IND-Cは鳥羽豊がダブルPP

 木曜の特別スポーツ走行、そして金曜に行われた2回のトレーニング走行を経て、迎えたツインリンクもてぎでの第11戦・第12戦。11月6日土曜の午前8時40分からは、30分間の公式予選が行われた。

 この時期のもてぎは連日朝晩はかなりの冷え込みとなるものの、天候は安定しておりこの日も路面温度は20℃あたりと低いものの、完全なドライコンディションでの走行開始となった。

 コースイン開始と同時に、34台の車両が一斉に周回を開始。序盤は各車タイヤに熱を入れつつの周回を重ねるが、早くも3周目には大滝拓也、松澤亮佑が1分59秒台を刻み、2分を切ってくる。1周遅れて4周目には多くの車両が2分を切り始める中で、ポイントリーダーの野中誠太が1分59秒356でモニターの首位に立つが、間髪を入れずにチームメイトの荒川麟が1分58秒732でトップに。これに1分58秒831で奥住慈英、1分58秒895で木村偉織が続き、早々に首位争いは58秒台に入っていく。
 翌5周目には、さらに多くの車両がタイムを更新し、野中が1分58秒232で首位に返り咲くが、ふたたび荒川が1分58秒012で再逆転し、奥住も1分58秒150で2番手に続く。

 タイヤに熱も入り、ここからさらにタイム更新が続くかと思われれたが、午前8時51分、最終ビクトリーコーナーでスピンアウトした車両があり、このためセッションは赤旗中断に。この段階でのトップ10のオーダーは、荒川、奥住、野中、木村、小川颯太、大滝、元嶋成弥、松澤、岩澤優吾、太田格之進という顔ぶれであったが、走行中の全車がいったんピットに帰還し、車両回収を終えた午前8時57分、残り13分でセッションが再開されることとなった。

 再開後、いったん冷えたタイヤに各車改めて熱を入れ、再びタイムアタックが開始されたのは午前9時01分。野中が1分58秒099で2番手に浮上するが、一気にタイムを上げた木村が1分57秒848でトップに。これに小川が1分57秒917で2番手に続く。
 しかし、翌周にはさらに争いはレベルアップ。野中が1分57秒799でトップに立つと、荒川が1分57秒661で再逆転。太田も1分57秒720で2番手に続くなど、争いが激しさを増すこととなり、さらに翌周、残り5分となったところで野中が1分57秒572にタイムアップし再び首位に返り咲き、小川も1分57秒690で3番手に。

 この攻防は最後まで続き、残り3分のところで荒川が1分57秒505で再逆転し、奥住も1分57秒526で2番手に浮上も、その直後に木村が1分57秒524で2番手に再浮上。初ポールを確固たるものとしたい荒川は、さらに翌周1分57秒476にタイムを上げると、ファイナルラップも猛プッシュし、1分57秒317を刻んで自身初となるポールポジション、さらにはダブルポールポジションを手にすることとなった。
 この結果、第11戦では荒川、木村、奥住、野中、太田、小川がトップ6となり、セカンドベストタイムでグリッドが決まる第12戦では、荒川、野中、太田、木村、小川、奥住とオーダーを入れ替えることとなっている。

 なお、インディペンデントカップでは、開始直後こそポイントリーダーのHIROBONがトップに立つも、セッション序盤から鳥羽豊が安定してトップタイムをキープ。これに佐藤セルゲイビッチ、DRAGONらが続く展開となる。
 赤旗中断の時点では1分59秒632で鳥羽がトップ、1分59秒980でHIROBON、2分00秒690で佐藤というトップ3であったが、再開後にポジションを上げたのはDRAGON。一時は鳥羽のコンマ1秒差にまで肉薄も、最後にただ一人59秒を切り、1分58秒632にまでタイムを上げた鳥羽が他を圧倒する速さを見せてダブルポールを獲得することに。
 結局第11戦では鳥羽、DRAGON、佐藤、HIROBON、今田信宏、齋藤真紀雄、第12戦では鳥羽、HIROBON、佐藤、DRAGON、今田、齋藤がトップ6となった。