FIA-F4富士大会公式予選レポート

伊東黎明が最終大会でダブルポールを獲得!
野中、荒川が2〜3番手、IND-Cは鳥羽が連続PP

 いよいよ今シーズンを締めくくる最終大会となる、第13戦・第14戦が富士スピードウェイで開催。11月27日土曜、午前8時15分から30分間の公式予選が行われたが、かなりの冷え込みを見せるも、快晴下でのアタックとなった。

 セッション開始と同時に34台のマシンがコースイン。しかし、序盤はなかなかタイヤが温まらず、各車1分48〜50秒と言ったスローペースでの周回が続く。
 そんな中、徐々にタイムが上がり始めたのがセッション開始から7分が経過した午前8時22分ごろ。まずは逆転タイトルを狙う野中誠太が1分46秒837でモニターの首位に立つと、小出峻、新原光太郎、大滝拓也らが1分47秒台中盤のタイムで続いていく。翌周に入ると、さらに多くの車両が1分46秒台に突入、上位争いのレベルが上がっていった。

 午前8時26分には、こちらも逆転王座を目指す木村偉織が1分46秒483でトップに浮上も、岩澤優吾、荒川麟、大滝らが相次いでトップタイムを更新していくが、セッション折り返しの午前8時30分になるとさらにラップタイムが上がり始め、小出が1分45秒795で首位に躍り出る。これに木村が1分45秒923で続くと、間髪を入れず太田格之進が1分45秒637で逆転しトップに。
 しかし、このHFDP勢を上回ってきたのが伊東黎明。伊東は午前8時31分に1分45秒392でトップに浮上すると、午前8時34分に1分45秒389を刻んだ野中にいったん首位を譲るも、すぐさま1分45秒238で再逆転。一方野中も負けじと午前8時36分に1分45秒156へとタイムアップ、再び首位に立つが、伊東はすぐに1分45秒199で首位を奪い返すと、翌周1分45秒111へとタイムを上げ、ポールポジションを確実なものとする。

 そこからの数分間、セッション終了間際までアタックを続ける上位陣だったが、結局、この伊東のタイムを上回るドライバーは現れず、伊東が第13戦・第14戦ともにポールポジションを獲得することに。
 僅差ながら2〜3番手には野中、荒川が2戦ともに並ぶこととなり、第13戦の4番手には終盤一気にタイムを上げてきた新原光太郎が続き、5〜6番手に木村、奥住慈英が並ぶことに。また、第14戦では木村、太田、そして奥住が4〜6番手に続いている。

 一方、インディペンデントカップでも序盤から激しいタイムアタック合戦が展開される。
 まずは序盤、鳥羽豊が1分48秒911で首位に立つも、佐藤セルゲイビッチ、DRAGONが1分48秒台のタイムですぐにこれを上回る。しかし、ランキング首位のHIROBONが開始11分のところで1分47秒663をマークして、こちも首位争いが一気にレベルアップ。
 これを合図にするように、鳥羽が1分47秒402で逆転、さらに佐藤が1分47秒247で再逆転と目まぐるしく首位が入れ替わる展開になり、セッション折り返しの午前8時30分にはHIROBONがレコードタイムの1分46秒944で46秒台に突入。DRAGONも1分47秒025で2番手に続く。

 しかし、このHIROBON、DRAGONの攻防に割って入ったのは鳥羽。午前8時33分に1分46秒751で首位に立った鳥羽は、1分46秒723、1分46秒428とタイムを削り取り、首位の座を手中に。結局そのままチェッカーが提示され、鳥羽がダブルポールを獲得し、第13戦ではDRAGON、そして終盤好タイムを並べたIKARI、佐藤、HIROBON、齋藤真紀雄がトップ6となったが、佐藤は走路外走行があったために第13戦では3グリッド降格処分となった。
 また、第14戦では鳥羽、DRAGON、IKARIのトップ3は変わらず、HIROBON、佐藤、大阪八郎がトップ6となっている。