決勝上位コメント
第14戦 決勝1位
野中 誠太【#35 TGR-DC RS トムススピリットF4】

「路面温度が低かったことでバトルが起きやすいと予想していた通り、2回のSC(セーフティカー)からのリスタートで大きな動きがありました。そこはリタイアを避けたくて、慎重に判断するようにしました。2回目のときは荒川(麟)選手に前に出られて、このままではチャンピオンはないという少し焦る場面ではありましたが、落ち着いて自分の走りに集中してペースを上げていくことができました。メンタル面も今年1年で成長したと感じています。最後のオーバーテイクは、荒川選手とは速いところが異なっていることが分かっていて、そこにうまく合わせこむという作戦通りでした。調子は良かったし昨日(第13戦)の優勝で自信もついていたので、自分の走りをすれば大丈夫だと思っていました」
第14戦 決勝2位
荒川 麟【#36 TGR-DC RS トムススピリットF4】

「SC(セーフティカー)からのリスタートのタイミングでうまく前に出られて、スタートでの失敗を挽回しトップに立つことができましたが、そこから後ろを引き離すことができないままペースが落ち始めて、最後は追いつかれてしまいました。昨日からはかなり改善が進んでいたと思いますが、もう1歩足りなかった。昨日のレース(第13戦)でタイヤを痛めてしまっていた影響もありました。今年シーズン、最初の方は力不足を感じていましたが、前回のもてぎではかなり追いついた感じがあったので、来年はこの調子を1年間発揮し続け、常に勝てるよう頑張ります」
第14戦 決勝3位
木村 偉織【#6 HFDP/SRS/コチラレーシング】

「コンディションが金曜(練習走行)から大きく変化したことで予選ではクルマのバランスが崩れてしまい、そこから修正していったのですが、決勝ではチャンピオンがかかっていたこともあって大きな冒険もできず、昨日(第13戦)は終始苦しいレースになりました。今日は思い切って前半にスパートする作戦でセットアップし、スタートはうまく行きました。でもSC(セーフティカー)のリスタートでは逆に良すぎて引く展開となり、そこから形勢が変わって、後は我慢のレースに。3位はその中で、やれるだけのことをやった結果。チームも自分も速く走るために頑張りましたが、それでも届かなかった。自分たちの仕事は100点だったと思います」
第14戦 インディペンデントカップ1位
HIROBON【#11 Rn-sports Andare】

「タイヤを交換したことで今日は最後尾グリッドになったので、チャンピオンは厳しいと思っていました。その中でとにかく行けるところまで行こうとスタートから頑張った結果、途中SC(セーフティカー)が2回入ったことが自分にかなり有利になったと思います。そこでチャンスを確実に活かそうと、必死に頑張って1台ずつ抜いて行けたので、トップまで追いつくことができました。そして最後は鳥羽(豊)選手とのバトルになりましたが、そこでミスがなかったことが勝因。最後に優勝することができて良かったです」