FIA-F4鈴鹿大会第3戦決勝レポート

予選に続いて波乱続いた第3戦決勝はSCフィニッシュ
小出が今季2勝目。IND-Cでは齋藤が今季初優勝

波乱の第3戦は小出峻がポール・トゥ・ウイン!

 タイムスケジュールの遅れにより、オンタイムから10分ディレイで行われた第3戦決勝は11周の戦い。午後1時45分のコースイン開始を経て、午後2時ちょうどのフォーメーション開始となったが、フォーメーションスタート時に15番グリッドの卜部和久がスタートできず、オフィシャルの手によってピットロードへ押し戻され、ピットスタートとなった。

第3戦決勝、スタート直後の1コーナー

 そして午後2時05分に決勝がスタート。PPの小出峻はまずまずの動きだしで、イン側から鋭く加速する2番グリッドの三井優介を牽制しつつ、トップのまま1コーナーへ。2番手に三井が続いたが、その背後では3番グリッドの西村和真をかわし、荒川麟が3番手に浮上することに。また、さらにその背後では5番グリッドの佐藤巧望を捕らえ、6番グリッドの岩澤優吾がS字進入では5番手にポジションアップを果たす。
 しかし、このオーダーのままオープニングラップを終えようとした矢先、130R立ち上がりで今田信宏がスピンアウトを喫し、クラッシュパッドにクラッシュしてしまう。このため、2周目にセーフティーカーが導入されることとなった。

#7三井は#35荒川の逆転は許さず

 このセーフティーカーは4周目のスプーンカーブひとつ目でルーフの回転灯を消灯。レースは4周終了時、5周目からリスタートとなるが、ここでトップの小出はうまくリスタートを決め、2番手の三井に付け入る隙を与えない。背後の荒川も接近しており、三井も迂闊には動けない位置関係で、隊列は西コースへ。中段グループでは、地頭所光がデグナーでコースアウトを喫しグラベルにマシンを止めるが、ここではセーフティーカー導入には至らず、そのままレースが続けられる。
 上位陣で接近戦が展開される中、5番手の岩澤に6番手の佐藤巧望が仕掛けるものの、こちらも順位の入れ替わりはなくこう着状態が続く。

#5小出はセーフティーカー先導のままチェッカーながら2勝目

 徐々にトップの小出が三井以下とのギャップを拡大し始めた9周目、シケインで15番手あたりを走行していた平安山良馬がスピンを喫し、グラベルにスタック。これでこのレース2度目のセーフティーカーが導入されることとなったが、11周のレースでは残り周回での再開は叶わず、セーフティーカー先導のままチェッカーを迎えることに。
 そのため、優勝は富士の第2戦から連勝となる小出。三井、荒川が2〜3位となり、西村、岩澤、佐藤巧望までがトップ6となった。

小出峻はこれで2勝目。三井は開幕以来連続表彰台を継続、荒川は今季初表彰台となった

#96齋藤は#63鳥羽を押さえて逃げ切りを果たす
今季初優勝を飾った齋藤真紀雄

 一方インディペンデントカップでは、予選2番手の齋藤真紀雄がPPの鳥羽豊をオープニングラップでオーバーテイク。そこから齋藤vs鳥羽のマッチレースとなるが、結局こちらも最後まで順位変動はなく、逃げ切った齋藤が今季初優勝。鳥羽が2位、3位にはDRAGONとなり、4〜6位には堀田誠、大山正芳、佐藤セルゲイビッチが続いている。

IND-Cは鳥羽の連勝はならず、齋藤に凱歌。DRAGONが3位に