FIA-F4選手権のレースウィーク

FIA-F4のレースウィークは3〜4日間

 若手ドライバーの育成カテゴリーであるFIA-F4選手権では、木〜金曜日にトレーニング走行を行い、土日に公式予選、2〜3戦の決勝レースが行われるのが基本フォーマットとなっている。

・木〜金曜日  専有走行(FIA-F4トレーニング)

 レースウィークの走行開始となるのは木曜日または金曜日と、当該大会の決勝レース数やタイムスケジュールによって異なるが、基本的に合計で2.5〜3時間という充分な練習走行の時間が毎大会で設定されている。
 大会によってはレースウィーク直前にサーキット主催のスポーツ走行が設定されることもあるが、こうした走行を通じて、各チームとドライバーは週末に行われる予選・決勝へのマシンセットアップやドライビング習熟を行うこととなる。
 またコスト抑制を進めるべく、2018年からは木〜金曜日に使用できるタイヤを1台あたり2セットとし、FIA-F4事務局にてマーキングを行なって管理している。

・土曜日  公式予選&決勝レース

 いよいよ土曜日には、メインレースであるSUPER GTの走行が始まることとなるが、FIA-F4選手権は20~30分間の公式予選セッション1回と、レース距離60kmまたは最大30分間で争われる決勝レースが行われる。決勝レースは、2レース制大会であれば1回、3レース制大会であれば、土曜に2回決勝が行われることも。

 公式予選セッションの結果により決勝のスターティンググリッドが決定されるが、各ドライバーが公式予選セッション中にマークしたベストタイムによって土曜の決勝レース1のグリッドが、また同セカンドベストラップによって決勝レース2のグリッドが決することとなる。
 3レース制大会の場合は、決勝レース1でのベストラップ順で日曜の決勝レース3のグリッドが決定される。

 なお、土日の予選〜決勝で、各ドライバーが使用できるタイヤは2レース制大会の場合は前輪2本、後輪2本、合計4本(1セット)のみ。3レース制大会の場合は前輪4本、後輪4本、合計8本(2セット)となり、基本的にこの定められたセットのタイヤで、公式予選とすべての決勝レースを戦わなければならない。

・日曜日  決勝レース2(or3)

 SUPER GTの決勝日となる日曜日には、FIA-F4選手権の決勝レース2(or3)が行われる。基本的に土曜日のレースと同じく、レース距離は60kmまたは最大30分間。この決勝レース2(or3)の終了をもって、FIA-F4選手権のレースウィークは幕を閉じる。

 なお、土日ともに決勝終了後には暫定表彰が行われ、トップ3のドライバーは表彰台の上でセレモニーに臨み、スタンドの大観衆からの祝福を受けることとなる。
 また、2018年からは新たに株式会社GTアソシエイションが独自に認定する賞典として、40歳以上のジェントルマンドライバーと女性ドライバーの栄誉を讃える、「インディペンデントカップ」がスタート。こちらも総合1~3位と同様、対象ドライバーのトップ3が表彰台に立つこととなった。