2021 FIA-F4選手権 第3戦・第4戦 鈴鹿 公式予選上位コメント

公式予選上位コメント

第3戦 予選1位/第4戦 予選1位
木村 偉織【#6 HFDP/SRS/コチラレーシング】

「テストのときからドライでは調子が良く、昨日の練習走行でもトップを獲っているし、自信はありました。(予選ダブルポールは)クルマのセットアップ、走り、ともにまとめきれた結果だと思うので満足はしていますが、2位との差が昨日よりも縮まっているので、その原因とコンディションの変化をしっかりと見極めて決勝に挑みたいと思います。鈴鹿はチームのホームコースということで、優勝は絶対の使命。それしか見ていません。これまで課題だったレースペースについても、良い方向に向かっていると思います。午後のレース(第3戦)はおそらく雨になると思いますが、まずはスタートを決めて、あとはミスなく走れば問題ないと思います」

第3戦 予選2位/第4戦 予選3位
野中 誠太【#35 TGR-DC RS トムススピリットF4】

「練習走行ではHFDP勢に負けていましたが、それほど心配はしていませんでした。コンディションに合わせたセッティングと走り方を詰めれば、十分戦えると思っていたので。予選では序盤トラフィックがあって思うようなアタックができず、終盤になってようやくクリアなアタックができました。そこでしっかりとラップをまとめられたし、レースペースには自信を持っているので決勝に向けてはポジティブです。今回はHFDP勢もホームということでいつも以上に力を入れてくると思いますが、連勝は意識せず、安定した結果を求めて落ち着いてレースに挑みたいです」

第3戦 予選3位/第4戦 予選2位
荒川 麟【#36 TGR-DC RS トムススピリットF4】

「早めにコースインして序盤からアタックに行こうと思っていたのですが、そのタイミングで前にクルマがいたり赤旗が出たりで、そこではベストなアタックができませんでした。赤旗後は、前走車との距離をしっかりとってアタックに行けたのが、ある程度上の順位を確保することに繋がったのかなと思います。ベストラップの周は1台抜いているので、それがなかったらもう少し上の順位だったかもしれません。でも、そのペースを長く維持できる感触はあるので、決勝がドライだったら期待できると思います」

FIA-F4鈴鹿大会公式予選レポート

FIA-F4鈴鹿大会公式予選レポート

ダンプの予選で木村偉織が連続ポール!
野中、荒川が2〜3番手、IND-Cは仲尾がPP

 当初5月末に予定されていた鈴鹿大会。順延を経て仕切り直しの開催となった8月21日(土)、FIA-F4選手権の第3戦・第4戦の公式予選が午前8時10分から行われた。

 前日のトレーニング走行でも1本目のダンロップトレーニングでは完全ウェット、2本目のOTGトレーニングではドライと、目まぐるしくコンディションが変わるこの週末の鈴鹿。夜半の雨が路面に残っていた上に、時折細かい霧雨が舞うなど、この日も朝から不安定な天候の中、路面はダンプコンディションでの公式予選となったことを受けてウェット宣言が出されたが、結果的に全車がドライタイヤでのコースインとなった。

 コースイン開始から5分が経過した午前8時05分。2周目には早くも 上位陣は2分10秒台に入り、清水英志郎が2分10秒748で首位につけ、奥住慈英、野中誠太、荒川麟の4台が2分10秒台にならびトップ4を形成。以下11秒台のドライバーが続く。
 3周目に入ると、上位陣はさらにペースアップし野中、荒川が2分09秒台に入れて1-2体制を築いたかに見えたが、その直後に木村偉織が2分08秒685で一気に首位に立つ。

 ところが、この直前にデグナーカーブでインディペンデントカップの首位に立っていたHIROBONがコース上でストップしてしまい、セッションは午前8時17分赤旗に。さらなるタイムアップの流れがいったん休止となり、HIROBONの車両回収がおこなわれ午前8時24分にセッションは再開される。

 再開後5分ほどが経過、各車が再度コースインし再びタイヤに熱が入り始めると、再びタイムアップが始まる。まずは野中が2分09秒121で3番手に浮上も、続く荒川が2分08秒347でトップに。さらに奥住も2分08秒763で3番手につけ、これに伊東黎明が2分08秒783で4番手に続くことに。
 しかし午前8時29分には小出峻が2分08分507で2番手にジャンプアップすると、太田も2分08秒523で3番手に浮上。さらに元嶋成弥が2分08秒700で5番手にポジションを上げる。

 タイムアップの攻防がこうして始まると、午前8時31分には木村が2分08秒169でモニターの首位に返り咲きを果たす。太田も2分08秒238と僅差の2番手につけるが、その2分後に奥住が2分08秒491で4番手に浮上すると、荒川も2分08秒335で3番手とトップ2に接近。さらに小出も2分08秒400で4番手にポジションを上げるものの、セッション残り5分となった午前8時35分、ようやくクリアラップに恵まれた野中が2分08秒084でトップに躍り出ると、これに2分08秒140で荒川も続く。

 ところが、残り3分を切ったところでデグナーカーブで小出がグラベルストップ。午前8時38分に赤旗が提示されることとなったが、その直前に木村が2分08秒051を絞り出し、野中、荒川を逆転することに。セッションはこの赤旗中断をもって終了となり、第3戦で木村が富士での第2戦以来となる今季2回目のポールポジションを獲得し、セカンドベストで決まる第4戦でもポールとなり、自身初のダブルポールを手にした。
 惜しくもPPを奪われたものの、第3戦では野中、荒川が2〜3番手に入り、太田、小出、伊東が4〜6番手に。第4戦では荒川、野中が順番を入れ替えて2〜3番手となり、小出、太田、そして元嶋まで4〜6番手と言う結果となった。

 一方、ポイントリーダーであるHIROBONがまさかの序盤で赤旗原因となってしまったインディペンデントカップでは、仲尾恵史がダブルポールを獲得。僅差の2番手に佐藤セルゲイビッチが続き、第3戦ではDRAGON、今田信宏、鳥羽豊、近藤善嗣までがトップ6。第4戦ではトップ2は変わらず、今田、鳥羽、齋藤真紀雄、近藤が3〜6番手となっている。